ダブリンのルアスレッドライン火災

2025年9月4日

ダブリンのルアスレッドラインの一部が火災のため閉鎖

ダブリンの国際金融サービスセンター（IFSC）近くで発生した大規模な火災の影響で、ルアスレッドラインのサービスが少なくとも1週間停止します。火災は昨晩、ジョージズドックブリッジの下で発生し、近隣住民は午後6時10分頃に炎が上がるのを目撃しました。消防車4台、泡消火車、そして水タンク車が現場に駆けつけ、火災は午後10時30分頃に制御されました。

火災の影響と現在の状況

ルアスの運営会社であるトランスデブは、水曜日の夜にジョージズドックブリッジに「重大な損傷」があると発表しました。この橋はレッドラインの一部であり、重要な修理、構造工学の評価、そしてエンジニアや安全専門家による複数の検査が必要です。トランスデブは、これらの作業と検査が完了するまでサービスは再開できないと述べています。

橋の閉鎖と代替交通手段

トランスデブによると、橋は「少なくとも次の7日間閉鎖され、安全が確認されるまで再開されない」とのことです。トラムはタラハット/サガートとコノリー間で運行されており、ルアスのチケットは現在、ダブリンバスの地元サービスで有効です。火災消火作業は夜間も続き、状況はさらに縮小され、1台の消防車が現場に残りました。

住民の証言と火災の原因

火災の現場近くに住む住民は、燃えるタイヤのような匂いで火災に気付いたと話しました。「外に出てみたら、橋全体が炎に包まれていた」と語っています。また、他の住民も地面から青い炎が上がるのを目撃し、ガス漏れを示していると述べました。

ガスネットワークアイルランドの対応

ガスネットワークアイルランドは、「18時29分に消防サービスからの支援要請に即座に対応した」と発表しました。スタッフは19時06分に現場に到着し、緊急サービスと連携してガスの流れを安全に遮断しました。火災の原因については調査が進められています。

ダブリン市長のコメント

ダブリン市長のレイ・マクアダム氏は、火災の状況は「もっと悪化する可能性があった」と述べ、繁忙時間帯に発生したことと、橋を包み込む炎が急速に広がったことを指摘しました。「火災はかなり深刻だったようで、解決できたのは消防隊の質と専門知識のおかげで、ダブリン消防隊のメンバーに怪我はなかった」と感謝の意を表しました。